新日本プロレス10・9両国

うーん、なんだろうねえ。完全にカオス化してもうてるなあ、新日は。
会社(正規軍)に不満があって反旗を翻した蝶野軍。蝶野の時代って、いつの話やねん!!。んでその蝶野に同調されたライガーや邪外らのCTUにヒーローになりそこねてマスク脱いだ稔に野人中西、K-1のドンフライにどっからかでてきたノートン・・・。
さらに、不可解な内容のIWGPヘビー級タイトルマッチ。攻めてる方が3カウントで負けってなんやねん!!。で、その後の説明も無し。草間社長に抗議する北斗夫人やトロフィーを壊して帰る健介たち。北斗ら曰く「この10ヶ月が無駄になった」そりゃベルトは欲しいけどこんな形で欲しいわけじゃない。これじゃ勝った健介も負けた藤田も試合後同じ表情するわ。
順番が違ってるが極めつけは御大こと長州力リングイン(マイクだけ)。「天下を取り損ねた永田」「中の人間が信用を無くして、外の人間がこうしてド真ん中に立ってる」「オマエら(噛み付くのが)遅いよ」
長州が出てってからみんな喜んで皆新しい新日のスタイルやらなんやらを築きあげれると思ってたのに結局長州をまたセルニアンブルーのマットにあげる事に。
本当ならこんなに面白い構図はないよってぐらいの展開のはずなんだけね。完全にやることなすこと裏目に出てるってのもアレな事だけど、新日本の首脳陣はいったいどう考えているのやら。
会社的には自分らを餌に蝶野軍が会社に楯突くところを正規軍が守るっていう構図なんだけど、もう完全にG1優勝の天山のポジションもおざなりになりつつあるぐらいだし新闘魂三銃士vs第三世代って構図も消えそうだし。
選手のプロデュースも下手だわシリーズごとの話の展開の強弱のつけ方や起承転結も駄目だわ挙句の果てには困ったら外国産やら逆輸入品を使う。で、なにより自虐的なのが
一番腹立つ。
プロレスが好きになったのが新日本のおかげなんで、あえて今回叩く。しっかりしてくれ。